洗濯機は毎日使うからこそ、定期的なケアがとても大切。
「でも分解まではちょっと…」「業者を呼ぶのはハードルが高い」という方のために、自宅でできる簡単な洗濯機のお手入れ方法をご紹介します。
忙しい方でも、月に1〜2回のちょっとしたケアで、洗濯機の寿命や洗浄力に大きな違いが出ますよ!
■ STEP1:まずは外側をサッと拭く
洗濯機の外側はホコリや洗剤の飛び散りで意外と汚れています。
やり方:
- 柔らかい布に水(または中性洗剤を薄めたもの)を含ませて拭く
- 操作パネルやフタの周辺、ゴムパッキンのすき間も丁寧に
- 最後に乾いた布でから拭き
POINT: フタの縁やゴムパッキンには黒カビが潜んでいることもあるので、念入りに。
■ STEP2:洗濯槽を月1回リセット
洗濯槽の裏側には洗剤カスやカビがつきやすい場所。
市販の「洗濯槽クリーナー」を使えば、自宅でも定期的な除菌・カビ対策ができます。
やり方(縦型洗濯機の場合):
- 洗濯槽クリーナー(塩素系 or 酸素系)を説明書通りに投入
- 高水位で洗いコースをスタート(洗い→一時停止→放置推奨)
- 数時間放置した後、すすぎ・脱水
塩素系と酸素系の違い:
- 塩素系:殺菌力が強く、黒カビをしっかり除去
- 酸素系:発泡力で汚れを浮かせる。においが少ない
POINT: 使用後は、槽内の汚れが浮いてくることがあるので、すすぎを2回以上行うと安心です。
■ STEP3:ゴミ取りネットを掃除
意外と忘れがちなゴミ取りネットも、放っておくとカビや悪臭の原因に。
やり方:
- ネットを取り外して、ぬるま湯でやさしく洗う
- 汚れがひどい場合は、酸素系漂白剤を溶かしたぬるま湯に30分浸けおき
- 乾かしてから元に戻す
POINT: 洗濯物の糸くずや髪の毛も溜まりやすいので、週1回の掃除がおすすめです。
■ STEP4:洗濯機のフタは開けっぱなしに
洗濯機使用後はフタを開けて内部を乾燥させることで、カビの繁殖を防げます。特に梅雨や湿気の多い季節は要注意。
■ STEP5:洗濯物の入れっぱなしはNG!
「洗濯後、取り出すのが面倒で放置…」なんてことありませんか?
湿った洗濯物を放置すると、カビ・雑菌が一気に増え、洗濯槽の臭いの原因に。
POINT: 洗濯が終わったら、できるだけ早めに洗濯物を取り出しましょう。
■ おわりに:定期ケアで洗濯機を長持ちさせよう!
プロによる分解クリーニングほどの効果はないかもしれませんが、自宅でできるお手入れをこまめに行うことで、洗濯機の清潔さや性能をキープできます。
何より、「洗濯したはずの衣類が臭う」「黒いカスが付く」といったトラブルを予防できるのが大きなメリット。